今回ご紹介する美容法は『お米の研ぎ汁』です。
毎日の食事を準備する際に少しだけ取っておいて、それをお風呂のときに使うだけなのに、お金も時間もかけずにお肌がどんどんキレイになっていきます。
玄米を食べて身体の内側からキレイにしながら外側にも使えて一石二鳥！もちろん赤ちゃんも安心して口に入れられるものを選ぶことによって、ご自身も安心して使えるのは間違いありません。
身体の外側からつけるものもは負担のないもの、安心して使えるものが良いですよね！
それでは簡単美容法をご紹介していきたいと思います。
材料
材料として準備するものは無農薬のお米だけなんです。
なぜ、無農薬のお米を使うかというと皆さまも察していらっしゃると思いますが、農薬や化学肥料は身体にとって毒でしかないということ。
「量に気をつければ大丈夫」という方もいるかもしれませんが、多さに関係なく毒であるということに間違いはありません。直ぐに症状が出るわけでもなく身体に溜まって忘れた頃に様々な症状として出てきます。
人の身体と心は食べたもので作られていますので、食べるということは美味しいということだけでなく安全であるべきもの。
食事を作るときにどのような食材や調味料を使って調理するかは、とても大切になってきます。安全なものを選択して使うということは、大切な人や自分自身への健康管理や愛情表現だと私は思います。
毎日のことなので意識してみることをオススメします。私はちなみに無農薬玄米を使っています。今回ご紹介する美容法や食べている理由もご説明していきますね。
では、早速作り方を見ていきたいと思います。とても簡単なので是非試してみて下さい。
作り方
①お米を炊くときと同様に、お米を1度サッと洗ってお米についた汚れを落とします。
②先ほど洗ったお米に少量のお水を入れてお米を洗います。
③②で洗ったお水をコップに入れて1時間以上放置をしたら出来上がり。
＊③で放置しておいた水はお米の成分と水分の二層に分かれますので、上澄みは浴槽にいれます。コップの底に沈殿した部分を顔や身体に2分程そっと優しく撫でるように塗っていきます。（くれぐれもマッサージではなく、そっと撫でることがポイントです）
そして、湯船につかります。あとは、研ぎ汁の成分を身体全体に吸収させるイメージで目を閉じながらリラックスして身体を温めてください。
たったこれだけです。難しいことや、お金のかかることをしなくても自然の恵みでご自身をキレイにすることができます。
玄米を使う理由
玄米の表面にある米糠に含まれているビタミンB群は新陳代謝を活発にする働きがあります。
米糠には玄米の栄養素が豊富に入っており、栄養価が高く高い抗酸化作用のあるビタミンEや肌水分を保つ事でバリア機能を果たすセラミド。
そして、フェルラ酸やセラミドにはメラニンの生成を抑制する働きがあることから美肌や美白効果があります。シミ・そばかすが気になる方にもオススメです。
他にも嬉しい効果もたくさんあります。
便秘解消する効果
米糠に含まれる食物繊維には便秘解消の効果があります。便秘になると腸内に老廃物が溜まり、それが腐敗すると増殖した有害菌が自律神経の働きを阻害し、肌荒れや免疫力の低下の原因にもなります。食物繊維は腸内の老廃物の排泄を助けるだけでなく、善玉菌を増やす作用もあるので腸内環境整えるます。
高血圧の予防
米糠に含まれるGABAは腎臓の働きを高め、血圧上昇の原因になる塩分（ナトリウム）を排出する効果があると言われていて、更に動脈硬化を引き起こすコレステロールの増加を抑制する働きもあるそうです。リノール酸やGABAには血中コレステロールや中性脂肪を減らす働きもあります。
アルツハイマーの予防する効果
米糠に含まれるフェルラ酸にアルツハイマーを予防する効果があり、傷ついた脳細胞を修復し、細胞が死んでしまうことを防ぐ脳細胞保護作用もあるため、学習記憶向上作用も期待できるそうです。
なので、外側のお肌にも効果がありますが、食べることで身体の中からもキレイにしたり、予防効果もたくさんありますので無農薬玄米を毎日の食事に取り入れていくのも良いですね。
最後に
身体は食べたものによって作られているということ。そして、安心して食べられるものは基本的に副作用も少ないということ。
市販の基礎化粧品の中にもたくさんの植物が使われていることからも分かるように、草木には人間にとって必要な物が含まれています。
色々と加工することなくそのまま使えるものは使っていくのが良いかもしれません。昔の人の知恵袋が今も引き継がれているのは、そういった背景があるんだと思います。
そして、食べるもの＝安全なものが当たり前になるように一度、見直してみるのも良いと思います。
今回のお米（玄米）で作る美容法や米糠を使うと本当にお肌がスベスベでモッチリしますので効果も実感いただけますのでお試しください(*’ω’*)
